そば
表示義務がある特定原材料特徴と注意点

- そばアレルギーの頻度は高くありませんが症状は重篤な場合が多く、微量で誘発される傾向がありますので注意が必要です。
- 飲食店では、うどんとそばを同じ大釜(同じお湯)で茹でる場合がほとんどですので、ゆで汁を介したコンタミネーション(混入)に注意が必要です。また、空中に飛散したそば粉末を吸入することで症状が起こることもあります。飲食店のメニューには、表示の義務はありませんので気を付けましょう。
食べられないもの

- そば
・日本そば(茹で麺、乾麺、カップ麺)、冷麺、そば粉 - そばを含む加工食品(一例)
・そば焼酎
・そば茶
そば粉のクレープ、そばまんじゅう、そばぼうろ、そば餅、そばかりんとうなど
※洋菓子、和菓子ともに、そば粉を使用しているものがありますので、必ず原材料を確認します。店頭販売では、お店の方に確認しましょう。
◆「原材料表示」を良く確認して、加工食品を上手に取り入れましょう。
食品以外での注意点
- そば殻のまくら
そば殻だけまたは、そば殻を混ぜた枕などがあります。宿泊を伴う外出の場合は、宿泊先に事前に確認しましょう。 - そば打ち体験や実演販売
そばを使用したそば打ち体験や実演販売を行っている周囲には、そば粉が空気中に舞っている恐れがありますので、注意しましょう。
※症状の有無には個人差がありますので、除去や摂取、食べられる範囲の確認に関しては、自己判断せず、必ず専門医に相談しながら行ってください。