落花生
表示義務がある特定原材料特徴と注意点

- 加熱するとアレルゲン性が増加する傾向があります。特に高温で処理を行うローストピーナッツは注意が必要です。
- 症状が重篤な人が多い傾向にあります。また、胃酸にも強く反応を起こす性質を保ったまま腸まで運ばれるため、微量でも注意が必要です。
- 落花生の殻にもアレルゲン性があります。
注意が必要な加工食品(一例)

- スナック菓子類
- カレーのルウ
- 市販のドレッシング
- 市販のサラダやサンドイッチ
- カップラーメン
※加工食品にうまみやコクを加える隠し味として落花生やピーナッツオイルが使われることがあります。特に菓子や調味料は表示の確認をしましょう。
食べられない物
- ピーナッツバター、ピーナッツクリーム
- ピーナッツクリームを使った菓子パンなど
- バターピーナッツ
- ピーナッツが入ったチョコレートやクッキー、せんべいなど菓子類
- ピーナッツオイル
食品以外での注意点
- ピーナッツオイルを含むローションなどの化粧品
皮膚や目、鼻などの粘膜からの吸収による発症が報告されています。
除去する必要がないもの
- クルミ、カシューナッツなどの樹木ナッツ類は、落花生とは原因となるタンパク質が異なりますので、すべての種を一律に除去する必要はありません。
◆「原材料表示」を良く確認して、加工食品を上手に取り入れましょう。
※症状の有無には個人差がありますので、除去や摂取、食べられる範囲の確認に関しては、自己判断せず、必ず専門医に相談しながら行ってください。