公益財団法人ニッポンハム食の未来財団

FAQ

食物アレルギーの概要について

なぜ、食物アレルギーの患者さんは増えているのでしょうか。

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特に日本をはじめ、アメリカやヨーロッパでは患者数が増えています。
明確な要因はわかっていませんが、いくつか説が提唱されています。
花粉症の増加によって交差反応性がある果物・野菜に対するアレルギーも増えているという説があります。抗生物質による腸内細菌叢の乱れが原因ではないかという説もあります。いずれにしろ、確定的な説はまだありません。今後の検討が必要です。

小学生になって食物アレルギーを発症した児童がいます。ある程度の年齢になってからでも、突然発症することがあるのでしょうか。

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小学生になってから突然発症される方はいらっしゃいます。乳幼児期に多い原因食物「卵・乳・小麦」は小学校に入学するまでに70〜80%の方で食べられるようになります。一方、小学生になってから発症する方の原因食物に「甲殻類(えび・かに)、果物」などがあります。また、口腔アレルギー症候群といって、花粉症の原因となるたんぱく質と似たたんぱく質を持つ果物(もも・さくらんぼ・リンゴ・キウイフルーツなど)に反応し、口周囲に症状をおこすひともいます。花粉症をお持ちの一部の方にみられる症状です。

食物アレルギーの児童は痩せているような印象を受けます。
一般的によくあることなのでしょうか。

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食物アレルギーの3歳児、5歳児におけるBMIが低いという健診での調査結果が報告されています。
原因となる食品は患者さんによって様々ですが、食物アレルギーだからといって敏感になり過ぎない事が大切です。
“心配だから”といって除去はせず、原因かどうか正しく診断をして安全に食べることができる食品で栄養素に偏りが起きないように摂取していきましょう。

食物アレルギーは遺伝するのでしょうか。

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ご両親がなんらかのアレルギーをお持ちの場合、お子さんもアレルギー体質である確率は高いです。
例えばご両親が喘息の場合、お子さんの約9割、片親の場合は約5割の確率で喘息を発症する可能性があると言われています。
ただし、必ずしもアレルギーになるとは限らないため、食物アレルギーの場合も“念のため”といって離乳を遅らせたり、食物除去をする必要はありません。

アレルギーマーチとは何ですか。

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アレルギーマーチとは、食物アレルギー、湿疹に始まり喘息、花粉症というように、患者さんの年齢とともにアレルギー疾患が変化してみられる現象です。
日本で提唱された言葉で、世界中で使われています。
患者さんによって症状の現れる順番は様々ですが、一般的な傾向は、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎という順番です。

病院で栄養士をしています。食品の多量摂取と食物アレルギーの発症に関係はあるのでしょうか。

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多量に摂取することで食物アレルギーを発症することはありません。不必要な除去はしないよう心がけるようにしましょう。過度に神経質になり過ぎず、通常どおり食べることが身体にとって負担が少なく、望ましい、ということをご指導頂けると良いと思います。

病院で栄養士をしています。食物アレルギーの発症予防と腸内細菌の関係性について、エビデンスはあるのでしょうか。

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腸内フローラは大変注目されていますし、期待されている分野ですが、今はまだ研究段階で、指導に実用可能なデータは現時点ではありません。

オーソモレキュラー療法でのアレルギー治療について

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オーソモレキュラーは栄養療法といって、食事やサプリメントで病態を改善していく療法です。専門医によって作成された食物アレルギーやアトピー性皮膚炎のガイドラインには科学的根拠に基づいた標準的な治療が記載されています。しかし、オーソモレキュラーは採用されていません。アトピー性皮膚炎は、“トータルケア”といって、増悪因子や原因を除去・回避しながら、ステロイドやプロトピックといった外用薬で炎症を抑え、スキンケアをしながら保湿剤で皮膚を保護することが基本的な治療法です。食事やサプリメントで治療するオーソモレキュラーでは十分な効果は期待できないと思います。

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診断・治療について

経口負荷試験はいつ頃から受けたらよいでしょうか。

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病歴や皮膚プリック試験や血液特異的IgE抗体価の結果で経口負荷試験を行うか決めます。つまり、年齢は関係ないといえます。母乳栄養だけの乳児でも、母親に食べてもらい、授乳で赤ちゃんに症状がでるかをみる、経母乳経口負荷試験を行うこともあります。
経口負荷試験の目的は、原因となるアレルゲンの確定診断および耐性獲得の確認です。
不必要な除去は、食生活のQOL低下だけではなく、栄養障害などを引き起こすおそれもあります。
病歴と皮膚テストや血液検査を参考に、適切な時期に受けましょう。

小児科医師です。アナフィラキシーの既往があり特異的IgE抗体価の高い1歳のお子さんが受診しています。このような重篤な方への食物経口負荷試験の実施は望ましいのでしょうか。また、経口負荷試験の適正年齢に基準があれば教えてください。

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特異的IgE抗体価が高く、アナフィラキシーのリスクがある方に対しては、先ずは完全除去で進めます。半年ごとに血液検査を行い、特異的IgE抗体価と年齢をみて経口負荷試験の実施を検討されると良いかと思います。ご本人の誘発リスクを考えながら、完全除去も含め、部分除去(部分解除)を検討されると良いと思います。
また、完全除去から部分除去へと進める場合には、始めに食物経口負荷試験を行い、安全量を確認する必要があります。お子さんによって、安全量は異なります。血液検査による特異的IgE抗体価はあくまで経口負荷試験で症状が誘発される確率を意味しています。そのため、特異的IgE抗体価とプロバビリティカーブを基にある程度(5割くらい)陰性が期待できる場合に経口負荷試験を実施し、これまでの既往も含めて安全量を決定します。
その後、定期的に経口負荷試験を行い、食べられる安全量をその都度、確認していきます。 一方、経口免疫療法は「耐性を増やすこと」を目的としています。原因食物を継続的に摂取し、ある一定期間ごとに意図的に増量していく治療法です。 安全量摂取と経口免疫療法は目的が異なりますので、区別をして考える必要があります。

部分除去で管理する場合、摂取量の確定はどのように行うのでしょうか。また、摂取後の症状の程度に許容範囲はあるのでしょうか?

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部分除去での管理は、安全が優先される園・学校や病院では誤食のおそれがあり馴染みません。家庭ならば子供さんの食物アレルギーの程度が十分分かっている保護者がいます。保護者も自分の子供への対応ですから誤食も起きにくいといえます。安全に摂取できる量は、経口負荷試験で確認できた推定安全量を基準として、運動や入浴などが重なった場合でも症状が誘発されない安全係数をかけた量とすることが原則です。 また、アレルギー児の食事歴を把握することで部分除去を指導することもできます。問診できちんと確認することが大切です。

専門医のいる医療機関を調べる方法・手段はありますか。

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食物アレルギー研究会のホームページに、「食物経口負荷試験」を行っている医療機関の一覧が紹介されています。参考にされると良いと思います。
また、日本アレルギー学会のホームページにアレルギー専門医の一覧が掲載されています。

経口免疫療法とはどのような治療法なのでしょうか。

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原因となる食品を計画的に摂取し増量をすることで耐性獲得を目指す治療です。現在は研究段階であり、保険適用もない治療法です。
多くの場合、食物アレルギーは乳児期に発症し成長に伴って耐性を獲得します。
(5~6歳で約8割の患者さんが耐性を獲得するといわれています。)
対象年齢は、概ね5歳以上で実施されています。理由は、原因食品を定期的に摂取する治療であり、種々の負担を強いる事になりますので、ある程度理解ができる年齢に行う方が良いと思います。
また、自然に耐性を獲得する見込みのある患者さんにまで負担がある経口免疫療法を行う必要がないと考えられることから、5歳になっても治っていないお子さんを対象として実施されています。
また、治りにくいとされる特異的IgE抗体価の高い方や誤食によって重症症状のおそれがあるアナフィラキシーを起こした事のある方も、経口免疫療法の必要性の高い患者さんといえます。

経口免疫療法を行っていると、口腔内の症状を訴えられ、継続的な摂取が困難なケースがあります。このような場合での治療の進め方について教えてください。

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食品の接触が原因で症状を誘発されていることが考えられますので、軽微な症状も出ない安全量でしばらく観察をし、少しずつ増量するなど時間をかけて進めていくと良いでしょう。また、原因食物を他の食品に混ぜる・薄めるなどをして、原因食物が口腔粘膜に接触する濃度を下げるという工夫も1つかと思います。経口免疫療法での維持期における原因食物の摂取回数や間隔については、患者さんへの負担を考慮して、個々に検討することが大切です。摂取可能な加工食品も上手に取り入れながら、完全解除を目指していくと良いでしょう。

経口免疫療法をしていると、原因食物の味やにおいに嫌悪感を抱くお子さんがいます。 負担なく摂取してもらうための工夫があれば教えてください。

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最初の導入として、匂いや色がわかりにくく、原因食物を少量含む加工食品を活用されると良いかと思います。特に卵の場合は、色が苦手な方が多い傾向にありますので、色味が隠れるお料理を用いられると良いかと思います。例えば、しっかり加熱されているクッキーは、色味や臭いも気にならず食べやすい食品です。手作りをすれば抗原量も把握しやすい加工食品の1つだと思います。また、原因食物が含まれていることをお伝えすると、「今は食べられるようになった」という達成感と自信につながります。加熱卵と比較すると抗原性が異なる食品もありますので、栄養士は、医師と相談しながらすすめていきます。

経口免疫療法は、成人でも受けることができるのでしょうか。

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はい、行うことができます。
現在は研究段階の治療法ですので、専門医のもとでの実施が原則となっています。
また、経口免疫療法は定期的な受診が必要となります。
専門医と十分な話し合いのもと、実施しましょう。

アトピー性皮膚炎のお子様で、ステロイド剤の塗り薬を処方されているのですが、心配から使用していないようで、皮膚の状態が改善されていません。食事も心配されています。どのようにフォローしたら良いでしょうか。

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薬だけで炎症を抑えるのには限界があります。そのため、先ず初めに、トータルケアのお話をするようにしています。トータルケアとは、外用ステロイドのような塗り薬でのケアだけでなく、皮膚のバリアを維持するために保湿剤を塗布し、さらに、原因や増悪因子を除去・回避する治療法です。トータルケアを実施することで、副作用を最小限に抑え、且つ最大の改善効果を見出すことが可能です。また、2歳以上のお子さんにはプロトピックという塗り薬を使用する事が可能です。これは炎症を抑える外用薬で、皮膚の刺激感が時にみられますが、ステロイドでみられる副作用がほとんどありません。ステロイド外用薬やプロトピック軟膏による効果を上げるためには塗布する量や方法など具体的なスキンケアの指導が重要です。また、ステロイド軟膏の副作用は内服ステロイド薬と比べると、はるかに少ないということもきちんとお伝えしましょう。
外用薬の塗り方をお伝えすると当時に、石鹸の使い方や洗い方なども合わせてご指導されると、外用薬の効果がより期待されると思います。同時に、原因の解明は大変重要です。食物ばかりでなく、ダニやハウスダストが原因の場合には、スキンケアだけでなく、環境の整備も同時に必要になり、原因をとりのぞくことで、皮膚の状態も良くなってくることがあります。また改善が見られると、スキンケアに対するご両親の不安な気持ちも軽減されることが多いです。具体的なスキンケア方法は、専門知識や技術を兼ね備えた小児アレルギーエデュケーター(看護師・薬剤師)から聞くことが可能です。
全身にアトピー性皮膚炎を発症している方は、多数の食品や急性抗原に対して特異的IgE抗体価が高い傾向にあります。バリアが壊れた皮膚から食物抗原が侵入することで感作が進むと言われています。 このような場合でも、スキンケアとステロイド外用薬の塗布を行うことによって、特異的IgE抗体価が下がることがよくあります。食物アレルギーの症状を改善させるためにもトータルケアを行い、皮膚の状態をコントロールすることが大変重要です。

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栄養食事指導について

食物アレルギー発症予防のために、妊娠中~授乳中の母親の食物除去は必要なのでしょうか。

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発症予防のための母親の食物除去は推奨されていません。
母乳中にも食物抗原は分泌されていますが、抗原量はごく微量ですので乳児の症状が重篤になることはほとんどありません。
もし、母乳による食物アレルギーであると疑わしい場合には、「経母乳経口負荷試験」により確認をし、母親の食物除去が必要かを判断します。
また離乳期においても同様に、予防のためといって離乳食の開始時期を遅らせる必要はありません。

まずは、「食べてみる」ことが大切です。
1口ずつ、それから1品ずつ増やして様子をみていきましょう。
「授乳・離乳の支援ガイド」を参考にしてバランスの良い食生活を心がけて下さい。
偏った食事は、栄養素欠乏症のリスクを招く可能性があります。

「食物アレルギーの子どものためのレシピ集」には基礎知識や対応レシピの他、離乳食のポイントなどが紹介されています。
ダウンロード可能ですので、参考にすると良いと思います。

・「授乳・離乳の支援ガイド」厚生労働省
 http://rhino.med.yamanashi.ac.jp/sukoyaka/pdf/zyunyuu_all.pdf
・「食物アレルギーの子どものためのレシピ集」独立行政法人 環境再生保全機構
 https://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/00/pdf/archives_27016.pdf

食物アレルギーの家族歴がない乳児への除去は必要なのでしょうか。

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家族歴があるなしに関わらず、“念のため”の除去は推奨されていません。
除去による食物アレルギー発症予防の期待はできないということがわかっています。
「授乳・離乳の支援ガイド」に従って、離乳食を導入し、進めることが大切です。
偏った食事は、栄養素欠乏症のリスクを招く可能性があります。適切な時期に適切な食品を摂取するようにしましょう。
同様に、妊娠中・授乳中の母親においても食物除去は児の食物アレルギー発症予防は期待できません。バランスの良い食生活を心がけましょう。

・「授乳・離乳の支援ガイド」厚生労働省
 http://rhino.med.yamanashi.ac.jp/sukoyaka/pdf/zyunyuu_all.pdf

食物アレルギーの血液検査で陽性反応が出た場合、原因食品は食べない方が良いのでしょうか。

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血液検査が陽性反応だからといって、原因食品が食べられないという訳ではありません。
食物アレルギーとは、原因食品を食べて症状が起きる場合のことを言います。
診断方法は、第1ステップとして食物アレルギーの血液検査を行い、特異的IgE抗体を調べます。必要な場合は、次に、経口負荷試験を行います。
血液検査で行われる特異的IgE抗体価は食物経口負荷試験で症状が誘発される確率(プロバビリティ)を意味しています。特異的IgE値と経口負荷試験の陽性率との関係を示すグラフをプロバビリティカーブと呼びます。つまり、経口負荷試験でほとんどの患者さんが陽性になる、例えば90%の確率で陽性になるIgE値がこの血液検査で分かります。
ただし、特異的IgE値と経口負荷試験とのプロバビリティカーブが描けている食品は限られています。また、発症が誘発される確率は食品によって異なります。原因食品ごとに検査を行い、食べられる食品や量をきちんと調べることが大切です。

原因食物以外の食品に対しても、恐怖から摂取を拒んでしまうことがあります。どのように指導を進めたらよいでしょうか。

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症状が誘発されないことが前提となりますが、食品を何かに混ぜ、分からないようにして、さらに、食品の正体を伏せた状態で摂取してもらい、摂取後に無症状で食べられたことを明かし、自信をつけてあげる方法も一案です。
どうしても不安が払拭できない場合は、外来の待ち時間に食べてもらうなど、ご本人が安心できる環境で摂取する機会を増やすのはいかがでしょうか。 特定原材料のうち、学校給食では、そばの提供が少なくなってきていますが、ピーナッツバターは給食で提供されることが多く、食べたいという方は多いです。このように、みんなと一緒に食べたい、好きだから食べたいという意欲が行動に結びつくことも少なくありません。まずおいしそうなものを探して動機付けを促すこと、仲間と共に食べることのメリット、楽しみ、豊かさを根気強く伝えていきたいものです。

栄養指導をしていると、加工食品に原因食品が含まれていると知らずに食べているというケースを経験します。
患者さんの喫食状況を正確に入手するための具体的な方法を教えてください。

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何を食べたのか、年齢、食べた時間、場所(家・外食・旅行先など)、食べてから症状を起こすまでの時間、そしてどんな症状が起きたかを聞いていきます。この際に一番大切なのは、同じものを食べて“複数回症状が起きているのか”です。
ある特定の食品を食べたとき必ず症状を引き起こす場合には、食物アレルギーの疑いがありますので、医師と相談をして患者さんにフィードバックするようにしています。

原因食品でも少量なら食べられる場合もあります。病歴を聴取する際、①量を制限せずに食べても無症状、②食べるとアレルギー症状がでる、③少量なら無症状で食べることができる、④食べた時に症状がでるかはっきりしない、⑤未摂取(主にお子さんの場合)という5種類に分けるとよいでしょう。③、④、⑤の場合、特異的IgE抗体の血液検査や負荷試験を実施すると、アレルギー症状がでるか否か、どの量までなら食べることができるかを明らかにすることができます。

入院中の患者さんのご家族から除去対応の要望を受けることがあります。
どうやら食物アレルギーの検査は受けておらず、今までの食経験で申告されているようです。
どのような対応やフォローをしたら良いでしょうか。

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大人・高齢者の方で2、3日の入院であれば、安全性を第一に除去対応で問題ないと思います。
ただ、小さいお子さんの場合には、今後入院したときの対処法や日々の食事への配慮も大切になってきます。お子さん自身の為にも、一度医療機関での検査をアドバイスされると良いかと思います。

入院・入所されている高齢者への除去食対応を行う際の注意点について教えてください。

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ご本人から情報が入手できる場合は、今までどのような食べ物でどのような症状が出たかなどの病歴を詳しく聞きましょう。
ご本人から聞くことが難しい場合には、入院・入所時の食事摂取状況を確認すると良いです。今まで食べられていたものは摂取可能という判断ができると思います。
また、申告される食品で「サバ」をよく聞くと思います。
魚は鮮度が落ちると、ヒスタミンという成分が魚肉中に産生されます。
このヒスタミンが原因となり、食物アレルギーと似た症状をきたす場合があります。
しかしこの場合は、魚の鮮度が原因であるため、食物アレルギーと区別する必要があります。
方法としては、新鮮な魚を複数回摂取した時の症状を確認することで、ある程度見極めることが可能です。
それでも疑わしい場合には、血液検査で魚のIgE抗体を調べましょう。

行政に勤めている管理栄養士です。
食物アレルギーのお子さんを持つ保護者の方が集まって情報交換などをする場があり、管理栄養士も参加し、サポートをしています。このような情報交換の場に参加することで、除去食への考え方や取り組み方に対して影響を与えることはあるのでしょうか。

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医療の進歩や学校給食における指針の策定、対応商品の普及など、食物アレルギーを取り巻く環境は、以前と比べ大きく変化しています。よって、同じ立場同士が集う情報交換の場へ積極的に参加し、正しい知識を獲得されることは必要だと思います。皆さんで集まってお話をすることで不安な気持ちが取り除かれ、且つ正しい情報を獲得できる大切な場であると思います。
いくつか研究されていますが、保護者の方の心情が食物の解除に影響するということはあるようです。 不安な気持ちから視野が狭くなってしまい、いずれの方のアドバイスをなかなか受け入れられないという方もいらっしゃいます。そのような場合には栄養士の他に、臨床心理士の方や看護師など他職種の専門家からのお声がけも有効です。「食べられるようになって欲しい」という思いで一生懸命に指導される医師に対して、ご本人は「食べたくない」といった気持ちがあれば一方的な会話になってしまい、関係が硬直してしまいます。そこで、医療関係者ではなく、食物アレルギーを持つお子さんを持っているという共通の土壌にいる方と話し、悩みを分かち合うことで、気持ちが緩やかになったというお話を耳にします。様々な立場の方からのアドバイスのうち、ひとつでも心が寄り添えることがあればよいかと思います。もう1つは「結論を急がない」という事です。食事ばかりでなく、日々の生活のお話なども交えて、暖かく「何でも話せる場」を提供していくこと、長い目でご指導されるお気持ちが大事かと思います。

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園・学校などでの対応について

保育園で栄養士をしています。
花粉症を持った園児がいるのですが、加熱や加工処理された果物でも食物アレルギーを発症するのでしょうか。

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一般的には、加工された果物・野菜については、アレルゲン性は下がりやすいと言われていますが、一部の果物(モモやパイナップルなど)では、アレルゲン性が下がりにくいものもあります。
例えばモモやパイナップルの中には、熱などの加工に対して安定な成分と不安定な成分とがあります。患者さんが加工や熱に不安定な成分に対して反応している場合は食べられますが、安定な成分に対して反応している場合は、缶詰でも食べられないということになってしまいます。
果物・野菜のどの成分にアレルゲン性があるのか、研究が進められていますが、現時点では、病歴と経口負荷試験を実施して食べられる食品を確認していきます。

研究により、花粉症と関係のある果物が明らかになってきています。
症状を引き起こす頻度の高い果物としては、バラ科の果物(モモ、サクランボ、リンゴ)やキウイフルーツです。果物の中でもみかんは発症頻度が低い傾向にあります。このように発症頻度の低い食品を使用して、少しでも多くのお子さんが食べられるように工夫されると良いと思います。
また花粉症の症状がひどくなった場合には、必ず保護者の方から連絡してもらうようにお伝えする事で、園での対応もしやすくなると思います。

保育園に勤めています。
ピーナッツとアーモンドは食べられるのですが、マカダミアナッツやカシューナッツを摂取するとアレルギー症状をきたしてしまうとのことで保護者から相談を受けました。このような場合の具体的な指導方法やフォローの仕方について教えてください。

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ピーナッツやマカダミアナッツ、アーモンドなどを纏めてナッツ類と呼んでいますが、植物の分類上で見ると各々異なります。また、必ずしも全てのナッツで交差反応を引き起こす訳ではありません。血液検査(特異的IgE抗体)や経口負荷試験を行い、それぞれ個別に確認します。
基本的には、ピーナッツが摂取できない場合はピーナッツのみ、マカダミアナッツが摂取できない場合はマカダミアナッツのみを除去します。異なるナッツ同士で交差反応を引き起こし、症状を誘発される方もいらっしゃいますが、稀です。
特にゴマは学校給食で頻繁に使用される食材ですので、小学校に入学するまでに食べられるかを確認しておく、ということも大切です。
保護者の方との面談の際にはナッツ類を一括りにせず、給食で使用されるナッツ類を中心に、個々の摂取状況を聞いておかれるとよいかと思います。

保育所で栄養士をしています。
えび・かにアレルギー児が入所しています。注意喚起表示に「えび・かに」に関する記載をよく見かけるのですが、給食ではどのように対応したらよいでしょうか。

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注意喚起表示に記載のある食物は、食品製造上、意図せず入ってくることがある(いつもではない)程度で、原材料ほどには含まれていませんので、最重症を除き摂取できます。エビやカニが注意喚起に記載されている加工食品を食べたことがあるか確認してもらいましょう。それが難しいのであれば、除去対応が必要かどうかを医師に確認されるようにご指導いただくと良いかと思います。

保育園で栄養士をしています。
食物経口負荷試験により完全解除となった後に、再び症状を発症してしまうことはあるのでしょうか。また、除去から完全解除になった園児に対して、気をつけることや配慮すべき点はありますか。

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小麦の場合の解除の目安は、年齢によって異なりますが、一般的に1食分と言われている「うどん200g」を十分量(フルドース)とし、摂取時の症状の有無で判断します。重要なのは、たとえ1食分が摂取できた場合でも、運動・入浴・胃腸炎・生理などが加わることで、今まで摂取できていた量よりも少量で発症する場合もあるということです。そのため、解除を検討する際には、以下のステップを踏んで確認する必要があります。
① うどん200g摂取可能であっても2分の1(100g)での摂取から始める
② ①で症状がでなければ200gへ増量
③ ②においても無症状であれば、200g摂取後に運動や入浴をなど行い、症状の有無を確認
④ ③で症状がでないことが確認できたら、完全解除
このように、十分量と症状が誘発されやすい状況下であっても症状が出ないことを段階的に確認してから、家庭や園・学校での完全解除をします。ただ、解除になったとしても、対象食物の摂取を拒む児もいます。この場合、食べることが大きなプレッシャーになることがありますので、ご家庭で抵抗なく食べられるかどうかをきちんと確認してから解除することが重要です。また、牛乳の場合では、200mlの摂取だけでなく、200mlの牛乳+チーズ1枚を摂取した際の症状の有無を確認するようにします。給食では、献立の中に、牛乳の他に乳を含むメニューが出る場合がありますので、慎重に確認することが求められます。
このように、家庭で問題なく解除できていることと、上記の各ステップでの条件がクリアできている場合に限り、園・学校でも解除可能であることを面談などでご指導いただけると良いかと思います。同時に、家庭での解除と園・学校での解除とでは開始時期がずれることも理解して頂くことが大切です。

卵アレルギー児に卵殻カルシウムを使用することはできますか。

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卵殻カルシウムには、焼成と未焼成の2種類あります。焼成は高温で加熱しているため、たんぱく質の残存はみられません。
一方、未焼成には卵のたんぱくが検出されますが、ごく微量です。
よって焼成、未焼成ともに、基本的には卵アレルギー児にも使用できます。

園での除去対応が解除になる場合、生活管理指導表の提出は必要でしょうか。血液検査の結果がクラス2~3という園児の場合だと解除の判断が難しく、解除のタイミングを逃しているのではないかと心配です。

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生活管理指導表は、1年ごとに提出することが原則です。中には提出後1年の間で耐性を獲得し摂取可能になったが、除去対応のままというケースもあると思います。そのようなケースを極力避けるため、文書あるいは口頭での変更届で対応可能とするなど、柔軟に対応できる体制を整えておくと良いでしょう。ただしその場合には、医師による診断が前提であることをご指導ください。生活管理指導表は有料の場合が多く、何度も提出するとなると、経済的負担が増えてしまいます。負担軽減のためにも、生活管理指導表以外でも対応できる方法をとって頂きたいと思います。
また、特異的IgE抗体を調べる血液検査だけでは最終判断とできず、経口負荷試験を実施しないと、解除の可否を判断できない場合が多々あります。

ご家庭での摂取状況に合わせた給食対応をしています。「学校給食における食物アレルギー対応指針」では“提供するかしないか”の二者択一での対応が原則とのことですが、現在の給食対応でも問題ないでしょうか。

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学校給食では、「安全第一」を優先するため、“完全除去かあるいは完全解除”での対応を原則としています。例えば、加熱卵の摂取が可能な児と不可の児がいると、配膳ミスのような事故が起きやすくなります。また、園や学校では給食スタッフが交代するので調理や配膳での事故が起きやすくなります。従って「安全第一」を基本とした作業の単純化が推奨されています。病院での給食も同様です。 また、完全除去・完全解除での対応の問題点は食のQOLの低下です。代替食が提供されると食物アレルギー児の食のQOLを維持することができます。まだ自治体によっては代替食対応をしていないところも多いのが現状です。代替食対応が増えていくことが期待されます。
「学校給食法」で定められている通り、給食は教育の一環として重要な役割を担っています。そのため、出来る限り対応されるのが望ましいのですが、施設設備や人員などを鑑み、安心・安全な給食提供を優先とし、無理の無い範囲で対応するようにしましょう。また、対応出来ることと出来ないことは、保護者の方にしっかり情報提供することが大切です。
食物アレルギーの子供さんも含めて、より多くの子供さんが食べることができるメニューを工夫してほしいものです。例えば“20分以上加熱した卵のみを提供する”といった調理に関するルールを作るのも1つの方法かと思います。
例えば、加熱卵の摂取が可能であれば、かまぼこやちくわなど卵を含む加工食品は使用できます。しかし、かきたま汁のように加熱卵よりも加熱が不十分で、半熟部分が残る料理ですと、加熱卵が摂取可能であっても、症状が誘発される患者さんがいます。多様な形態や食数の多い保育所では、細かい対応をせざるを得ないこともありますが、対応食の種類や作業をできるだけ少なくして現場の負担を減らすことが、安全第一の基本かと思います。

学校給食の栄養士をしています。
牛乳アレルギー児については、「代替食品持参」対応をしていますが、代替品にすることで、カルシウムやエネルギーなどの栄養素不足が心配です。

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牛乳の代わりとして豆乳や果汁100%ジュースを給食に持参するケースが比較的多く見受けられますが、必ず飲み物で対応しなくてはいけないという訳ではありません。
例えば、品数や量を増やすなどして、不足しがちな栄養素を補うのも1つの方法です。
「学校給食における食物アレルギー対応指針」にも明記されていますが、給食で決められた栄養素を給食の時間に補おうと敏感になり過ぎず、家庭でも補うといった柔軟な気持ちと対応も必要です。
また、カルシウムを補う方法としてはカルシウムとビタミンDが添加されている豆乳も市販されています。
上手に加工食品を取り入れていきましょう。

・「学校給食における食物アレルギー対応指針」文部科学省
 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/03/26/1355518_1.pdf

学校で栄養教諭をしています。
生活管理指導表をもとに給食対応を行っています。過去のアレルギー症状と疑わしい既往歴から、保護者の自己申告の内容を記載した指導表が提出されるケースが見受けられます。このような場合、学校ではどのような対応をしたらよいでしょうか。また、重度な食物アレルギーを持つ児童の場合、給食当番についてはどのように指導したらよいか教えてください。

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確かに、過去の既往歴や自己申告などにより、食物アレルギーだと思い込んでしまっているケースは多いと思います。食物アレルギーの疑いがある方を対象に食物経口負荷試験等で確認をしてみたところ、食物アレルギーと診断された方の人数は約10分の1程度であったという調査結果が報告されています。正確な診断を知るために重要なのは、食物経口負荷試験での確認です。生活管理指導表は、医師が記入するものですが、記載された内容によっては学校側が対応に戸惑ってしまうというケースも見受けられます。生活管理指導表には、「保護者と相談し決定」という欄が設けられています。面談の中で、保護者と園・学校との間で答えを導き出していくことも1つかと思います。もうひとつの方法は、食物アレルギーに詳しい医師も参加する委員会の設置です。指導表の内容は本委員会で検討をし、委員会と主治医とで指導表を確認し合あえるような体制作りが大変有用です。実際に検討委員会が導入されている自治体もあります。このように、正確な情報を基に適切な対応が行えるような仕組みつくりも検討されると良いかと思います。
園・学校での給食当番対応ですが、学校によって対応は様々です。牛乳アレルギーのお子さんの症状の程度によって給食当番で牛乳の配膳はしない、または制限して対応されているということも実際にあります。まず大切なことは、ご家庭でどのような生活を送っておられるかを聞かれることだと思います。原因食物に触れた場合、あるいは摂取した場合などの対応については、保護者の方がしっかり把握していらっしゃると思いますので、面談などでお話を聞くようにしましょう。学校での対応内容は、ご家庭内での対応状況を参考にします。日常生活で不自由になりすぎない程度にし、且つ症状を誘発するリスクの高い事項については、対応委員会等で話し合い共通認識をもったうえで、最終的に学校が判断されると良いと思います。

卵アレルギーの申告がある生徒がおり、給食では除去食対応をしていますが、摂取後に発症したという病歴はなく、食物経口負荷試験は実施されていないそうです。
学校栄養士として、どのように指導をしたら良いでしょうか。

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特異的IgE抗体価が高ければ、発症の確率も高くなりますが、抗体価が高くない場合には、発症に関する予測は出来ません。今回のケースは、血液検査が陽性であった可能性も考えられます。これまでの病歴から十分量摂取しても無症状との事であれば、除去は必要ないと思います。
一方、低年齢の場合は、未摂取というケースがあります。この場合、特異的IgE抗体価がクラス2、3であれば、食物経口負荷試験を行って確認をします。もう1つの方法は、①量を制限せずに食べても無症状、②食べるとアレルギー症状がでる、③少量なら無症状で食べることができる、④食べた時に症状がでるかはっきりしない、⑤未摂取という区分に分けて確認すると良いと思います。③や④、⑤の場合では、特異的IgEと経口負荷試験で食べられる量を確認することになります。ご本人の日常での摂食状況が①~⑤のどこに当てはまるかを確認することで、経口負荷試験の必要性も含めて、摂取可能な量を推測することができます。

食物アレルギー対応食を提供している児童がいます。食物経口負荷試験は未実施のまま完全除去をしているようです。医療機関への受診を促すための指導方法があれば教えてください。
また、生活管理指導表が未提出の場合での給食対応について、アドバイスを頂けないでしょうか。

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生活管理指導表は1年に1回提出することになっています。その作成の際に内容の見直しもお願いすると良いのではないでしょうか。また、小児アレルギーの専門医が加わった食物アレルギー委員会を設置するというのも1つの方法です。委員会と主治医とが連携を取り合える体制を整えるというのも良いかと思います。 一方、生活管理指導表が未提出の場合には、安全第一という観点から、お弁当対応ということもやむを得ないと思います。
いずれにしても、保護者と面談を行う際には家庭での喫食状況を詳しく聞き、保護者の方とよく相談しながら対応を決めるようにしましょう。
すべての患者さんに対して経口負荷試験が必須ではありません。医師による診断がなされているかが重要だと思います。「学校給食における 食物アレルギー対応指針」で示されている通り、生活管理指導表の提出は必須です。栄養士だけでなく、担任の先生や校長先生、教育委員会など学校対応に関わる全ての方と連携して普及に努めていく事が必要です。
・学校給食における食物アレルギー対応指針(PDF)

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《監修》
● 藤田保健衛生大学医学部 客員教授 兼 うりすクリニック 名誉院長 兼 尾張東部アレルギー研究所 所長 宇理須厚雄 先生
● 別府大学食物栄養科学部 教授 高松伸枝 先生

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