食物アレルギーの原因食物と
アレルゲン表示

食物アレルギーの原因食物

食物アレルギーの原因食物は鶏卵・牛乳・小麦がトップ3

食物アレルギーを引き起こす原因食物として鶏卵、牛乳、小麦の割合が多くなっています。
その他、クルミやカシューナッツなどの木の実類、落花生(ピーナッツ)、キウイフルーツやバナナなどのフルーツ、イクラやたらこなどの魚卵、ソバ、大豆、魚類などがあります。最近、木の実類による食物アレルギーが増加しています。特に、クルミやカシューナッツです。これらの原因食物は年齢によって割合が異なります。 

グラフ:原因食品の内訳

出典:今井孝成ほか. 消費者庁「食物アレルギーに関する食品表示に関する調査研究事業」
平成29(2017)年 即時型食物アレルギー全国モニタリング調査報告書.アレルギー.2020. より承諾を得て転載

年齢と共に原因食物は変化していきます

表:新規発症の原因食品

出典:今井孝成ほか. 消費者庁「食物アレルギーに関する食品表示に関する調査研究事業」
平成29(2017)年 即時型食物アレルギー全国モニタリング調査報告書.アレルギー.2020. より承諾を得て転載

アレルギー表示

容器包装された加工食品・添加物については、重い症状を引き起こしやすい、あるいは、症例数が多い8品目を「特定原材料」と定めて食品表示法のルールに基づき表示を義務付けています。
また、特定原材料に準じるものとして、20品目に表示の推奨がなされています。推奨ですから、表示されていない場合があります。

注)くるみの表示義務については、2025年3月31日まで猶予期間となっています。
注)2024年3月28日付で、特定原材料に準ずる推奨20品目において、まつたけが削除され、マカダミアナッツが追加されました。

表:アレルゲン表示

アレルギー表示の対象は加工食品と添加物のみ

アレルギー表示の対象となっている食品は「容器包装された加工食品と添加物」のみです。

表:アレルゲン表示の対象

お問い合わせ

当財団事業やウエブサイトで提供している情報に関するお問い合わせはこちらから