「2021年度公募型研究助成事業」
助成先一覧

2021年度公募型研究助成対象課題の決定について

公益財団法人ニッポンハム食の未来財団(理事長 岩間 清)は、2021年度公募型研究助成の助成対象研究を決定しましたのでお知らせいたします。

応募総数は43件(共同研究13件、個人研究30件、)で、助成対象課題数は、21件(共同研究助成5件、個人研究助成16件)です。

当財団の研究助成審査委員会によって厳正な審査がなされ、理事会で採択が決定されました。いずれの研究も食物アレルギーに関する環境改善への寄与が期待できるものです。

研究助成審査各員名簿
2021年度公募型研究助成事業について

助成先・助成対象課題

●共同研究助成(助成金総30,000千円 採択数 5件)50音順・敬称略

代表研究者氏名
所属・役職
課題研究題名(※クリックで概要をご覧いただけます)
安達 貴弘
東京医科歯科大学
難治疾患研究所
未病制御学
准教授
食物アレルギーにおける免疫記憶の解明およびその制御法の開発
大矢 幸弘
国立成育医療
研究センター
アレルギーセンター
センター長
鶏卵アレルギー児に対する経口免疫寛容を誘導するための安全性の高い摂取法の開発‐ランダム化比較試験
松尾 裕彰
国立大学法人 広島大学
病院薬剤部
教授
Amplified Luminescence Proximity Homogeneous Assay (ALPHA)法を用いた食物アレルギーの新規検査法の開発
松本 健治
国立成育医療研究センター研究所
免疫アレルギー・感染症研究部
部長
食物に対する経消化管感作の機序、特にIL-25の役割の解明
丸山 伸之
京都大学大学院農学研究科
教授
「花粉症関連食物アレルギー症候群」における原因高原のエピトープ構造解析と低アレルゲン化食品の開発基盤

●個人研究助成(助成金総額 31,400千円 採択数 16件)50音順・敬称略

氏名
所属・役職
課題研究題名(※クリックで概要をご覧いただけます)
赤川 翔平
関西医科大学医学部
小児科学講座
助教
小児の食物アレルギーと腸内細菌叢の関連
伊沢 久未
順天堂大学大学院医学研究科
アトピー疾患研究センター
助教
脂質を認識するペア型免疫受容体による食物アレルギーの病態制御機序の解明と予防・治療法開発
市 育代
お茶の水女子大学
基幹研究院
講師
高度不飽和脂肪酸欠乏による食物アレルギー応答の制御変化と機序の解明
鵜川 真実
摂南大学
特任助教
膜透過ペプチドを側鎖に持つ高分子のアレルギー根治療法への展開
川本 典生
岐阜大学医学部附属病院
小児科
講師
食物アレルギー診断技術向上と抗原改変食品作成を目標としたIgEの構造エピトープ・線形エピトープの解析
清水 裕
北海道大学大学院
水産科学研究院
技術専門職員
甲殻類アレルゲンの消化性と消化管吸収動態に及ぼすメイラード反応の影響
高里 良宏
あいち小児保健医療総合センター
医長
固形物による食物誘発性胃腸症(FPIES)の機序解明
田中 孝之
京都大学大学院
医学研究科
客員研究員
鶏卵アレルギー小児の長期的観察による食物アレルギー寛容誘導機序の解明
田中 志典
東北大学
助教
食物アレルギーに対する舌下免疫療法の効果増強法の開発
中野 泰至
千葉大学医学部附属病院
小児科
助教
乳児期のビタミンD投与によるアレルギー予防に関する研究開発
西 甲介
国立大学法人愛媛大学
准教授
魚油由来脂肪酸による食物アレルギー予防効果の実証と、そのメカニズムの解明
野村 孝泰
名古屋市立大学大学院医学研究科
新生児・小児医学
助教
胃食堂逆流に注目した牛乳アレルギーモデルマウスの免疫機序の解明
藤田 真弓
神奈川県立こども医療センター
アレルギー科
シニアレジデント
ピーナッツ経口免疫療法の維持期における最適な維持方法の探索
森田 英明
国立成育医療研究センター研究所
免疫アレルギー・感染研究部
室長
重症消化管アレルギーの病態解明
山下 弘高
琉球大学医学研究科
薬理学講座
准教授
食物アレルギーにおける経皮感作と経口免疫寛容のバランスの解明
横田 雅也
千葉大学医学部付属病院
総合医療教育研修センター
特任助教
食物抗原に対する経口免疫寛容の誘導における腸管常在好酸球の役割の解明

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