「2025年度公募型研究助成事業」
助成先一覧

2025年度公募型研究助成対象課題の決定について

公益財団法人ニッポンハム食の未来財団(理事長 井手 弘)は、2025年度公募型研究助成の助成対象研究を決定しましたのでお知らせいたします。

受理総数は43(共同研究22件、個人研究件21件)で、助成対象課題数は、21件(共同研究助成6件、個人研究助成15件)です。

当財団の研究助成審査委員会によって厳正な審査がなされ、理事会で採択が決定されました。

いずれの研究も食物アレルギーに関する環境改善への寄与が期待できるものです。

研究助成審査委員名簿
2025年度公募型研究助成事業について

助成先・助成対象課題

●共同研究助成(助成金総35,400千円 採択数 6件) 敬称略・五十音順

代表研究者氏名
所属・役職
課題研究題名(※クリックで概要をご覧いただけます)
井上 祐三朗
千葉大学大学院
医学研究院 総合医科学
特任准教授
"高深度プロテオーム解析技術を用いた食物蛋白誘発胃腸症(FPIES)における好中球活性化機序の解明"
楠 隆
龍谷大学
農学部 食品栄養学科 小児保健栄養学研究室
教授
野菜摂取と学童期の食物アレルギー : 腸内細菌を含む網羅的コホート研究
鈴木 亮
金沢大学
医薬保健研究域 薬学系
教授
アレルゲン親和性に着目した lgE 受容体制御の分子基盤の解明と不応答誘導抗体の開発
西川 元也
東京理科大学
薬学部
教授
ピーナッツ由来ナノ粒子・アジュバント搭載 DNA ハイドロゲルの皮内投与によるピーナッツアレルギーの発症予防
野村 伊知郎
国立成育医療研究センター研究所
好酸球性消化管疾患研究室
室長
好酸球性消化管疾患の食事療法、非即時型食物アレルギー対応食品の認定条件設定のための研究
福田 真嗣
学校法人慶應義塾 慶応義塾大学
先端生命科学研究所
特任教授
乳児湿疹からアトピー性皮膚炎への進展と食物感作予測のための腸内・皮膚環境因子バイオマーカー探索

●個人研究助成(助成金総額 26,410千円 採択数 15件) 敬称略・五十音順

氏名
所属・役職
課題研究題名(※クリックで概要をご覧いただけます)
赤川 翔平
関西医科大学
医学部 小児科学講座
講師
腸内細菌叢に着目した「卵黄による食物蛋白誘発胃腸炎症候群(FPIES)」の病因解明と新規予防・治療戦略の開発
石川 昌和
香川大学
バイオインフォマティクス解析センター
特命助教
シングルセルシーケンスを用いたアレルギー患者における特異的B細胞受容体の特定とそのB細胞の変異過程の解明
國村 和史
九州大学
生体防御医学研究所 免疫遺伝学分野
助教
食物アレルギー発症に関与しうる母乳免疫細胞の存在と機能の解明
関 沙和
昭和大学
医学部 小児科学講座
助教
レジリエンスで未来をつなぐ:食物アレルギー児とその保護者の Quality of life 向上を目指した疾患理解と支援策の開発
高里 良宏
あいち小児保健医療総合センター
医長
経口免疫療法後の運動誘発症状の機序に関する検討
高橋 亨平
独立行政法人 国立病院機構相模原病院 臨床研究センター
臨床研究推進部 疫学統計研究室
室長
食物経口負荷試験後の適切な摂取量および頻度の検討
溜 雅人
国立成育医療研究センター研究所
免疫アレルギー・感染研究部
流動研究員
末梢感覚神経による食物アレルギーの症状誘発制御機構の解明
内藤 宙大
名古屋学芸大学
管理栄養学部
助教
母乳と牛乳間のタンパク質の交差抗原性の解析
中村 達朗
酪農学園大学
獣医学群 獣医学類
講師
臓器連関に着目した花粉食物アレルギー症候群の重症化予防の検討
廣瀬 卓
近畿大学病院
小児科
初期研修医
機械学習を用いた食物経口負荷試験結果予測モデルの作成
深谷 知宏
宮崎大学
医学部 医学科 感染症学講座 免疫学分野
助教
粘膜組織樹状細胞の免疫寛容原性維持機構の解明と新規食物アレルギー予防法の開発
松田 将也
摂南大学
薬学部
講師
デザイナー細胞外小胞を用いた食物アレルギーの予防・治療法の創出
松永 真由美
浜松医科大学医学部附属病院
周産母子センター
診療助教
ピーナッツアレルギーマウスの経口療法における治療効果の検討
松本 由里香
神奈川県立こども医療センター
アレルギー科
有給研修医
牛乳アレルギー患者が安全かつ効果的に乳製品を摂取可能とする食事導入指導法の開発
山田 慎吾
国立病院機構 三重病院
臨床研究部
研究員
卵黄による食物タンパク誘発胃腸症の新規バイオマーカーの探索

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