「2025年度第一期 団体活動推進助成事業」活動概要
活動概要
●採択数 7件 50音順・敬称略
| 団体名 |
特定非営利活動法人アレルギーを考える母の会 |
| 申請者氏名・役職 |
園部 まり子(代表) |
| 推薦人氏名・役職 |
福家 辰樹(国立成育医療研究センター アレルギーセンター アレルギーセンター長、日本小児科学会指導医、日本アレルギー学会指導医) |
| 企画活動名 |
アレルギーの子の支援を担う専門職のための研修会等事業 (「疾患対策」から「子育て支援」へ、 支援者の視点を広げる取り組み) |
| 活動概要 |
食物アレルギーなどの子どもたちが健やかに成長できるためには、 適切な医療とともに乳幼児期から保護者が正しい知識を持ち、 学校や保育所などで支援を受けられる必要がある。 そうした環境づくりに向け幅広い専門職が参加するオンライン研修会等を開催する。 併せて指導的立場の行政職員などが集う公衆衛生学会総会で啓発活動を行う。 取り組みを通じて、「疾患対策」から家族の 「子育て支援」へと視点を広げた支援の充実を図る。
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| 団体名 |
沖縄アレルギーゆいまーるの会 |
| 申請者氏名・役職 |
大田 なつき(会長) |
| 推薦人氏名・役職 |
酒井 一徳(古謝内科医院 医師、アレルギー専門医・指導医) |
| 企画活動名 |
食物アレルギーの子どもとその家族のためのキャンプ体験 |
| 活動概要 |
成長期における子どもにとって食活動は心身の健康を保つために不可欠であり、食物アレルギーを理由にその機会が奪われてはならないがまだ社会的にその対応が追い付いていない。医療スタッフも帯同する安心できる環境で、1泊2日のキャンプ体験を通し子ども達は主体性を持って食体験に関わり成功体験を得ることで自己防衛力を身に付け、保護者は他の家族との交流を通して孤独感を払拭することで日々の生活への活力や希望に繋げる。 |
| 団体名 |
栄養士のための大阪食物アレルギー研究会(OFAD) |
| 申請者氏名・役職 |
小笠原 睦(OFAD会長、大学非常勤講師) |
| 推薦人氏名・役職 |
今井 孝成(昭和医科大学医学部小児科学講座 教授・医師) |
| 企画活動名 |
第10回栄養士のための大阪食物アレルギー研究会(0FAD)夏季講習会 |
| 活動概要 |
本研修会は食物アレルギーに関する正しい知識を広め、 幼稚園・保育園職員、 教育関係者、 外食関係者、 保護者などが適切な対応を学ぶことを目的とする。 外部講師を招き、 最新の研究や実践的な対応策について講演を実施し、約150名の参加者が専門的な知識を習得できる機会を提供する。 |
| 団体名 |
特定非営利活動法人 福岡食物アレルギーネットワーク |
| 申請者氏名・役職 |
柴田 瑠美子(理事長) |
| 推薦人氏名・役職 |
古山 正大(医療法人梅野小児科内科医院 医院院長、医学博士、日本内科学会認定内科認定医) |
| 企画活動名 |
第10回ふくおか食物アレルギー攻略法講座 記念講演会 |
| 活動概要 |
食物アレルギー児の保護者や園/学校関係者は、アレルギー児の子育てや対応に多くの不安を持っている。それを解消するため、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、ぜんそくの正しい基礎知識、予防と治療の最新情報、緊急時のエピペン注射剤の使い方を保護者や園/学校関係者に伝えることで、不安や疑問を解消する。
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| 団体名 |
NPO 法人ピアサポートF.A.cafe |
| 申請者氏名・役職 |
山口 かおり(理事長) |
| 推薦人氏名・役職 |
今井 孝成(昭和医科大学医学部 小児科学講座 教授) |
| 企画活動名 |
初めて診断された患者親子に正しい情報を伝える食物アレルギーサインプレートの制作と普及 |
| 活動概要 |
団体設立以来、幼い子ども達が周囲に食物アレルギーであることを伝えるサインプレートを毎年47都道府県の負荷試験実施施設約600か所へ15000部届け、子どもたちのアレルギー理解と自立の一助となってきた。一方、初めて診断された保護者は食事への制限や治療方針など今後の生活に大きな不安を抱え相談先もわからないことが多い。正しい知識を集めた情報集をサインプレートと共に 提供することで、不安の解消につなげる。
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| 団体名 |
一般社団法人 医療人材の育成を推進する会 |
| 申請者氏名・役職 |
荒田 悠太郎(代表理事) |
| 推薦人氏名・役職 |
三浦 克志(宮城県立こども病院アレルギー科 アレルギー科科長、日本小児 科学会専門医·指導医、 日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員、日本小児アレルギー学会理事・代議員、日本小児臨床アレルギー学会理事、日本アレルギー協会理事) |
| 企画活動名 |
宮城県全域の学校・保育関係者、消防職員を対象とした食物アレルギー出張研修会 |
| 活動概要 |
年度の研修会のアンケートでは、受講者の 5人に1人がエピペンを処方された児菫に関わっていた。教職員は食物アレルギーの正しい知識と緊急時対応の技術を習得することが求められる。一方で、各施設での訓練実施には地域差があり、地域や職種に関わらず、研修環境を整備することが急務である。本活動では、宮城県の医療圏毎に教職員・消防職員向けの研修会を開催することで、県内の食物アレルギーヘの理解と対応の向上を目指す。
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| 団体名 |
大北農業協同組合 |
| 申請者氏名・役職 |
武井 宏文(代表理事組合長) |
| 推薦人氏名・役職 |
伊藤 靖典(長野県立こども病院 小児アレルギーセンター センター長) |
| 企画活動名 |
民泊における食物アレルギーの安全な受入体制の構築 |
| 活動概要 |
長野県大北地域(白馬村・大町市等)では都会の生徒さんが自然や農業などの体験をおこなう「セカンドスクール」を実施している。この取り組みでは少人数での民泊をおこない貴重な体験の場を設けていているが、近年民泊における食物アレルギー対応について苦慮している。今回、民泊のためのアレルギー確認表および食物アレルギーマニュアルを作成し、研修を実施し、民泊での食物アレルギーに対する安心・安全な取り組みを実施したい。
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