「2024年度第一期 団体活動支援助成事業」活動概要
活動概要
●採択数 8件 50音順・敬称略
団体名 |
特定非営利活動法人アレルギーを考える母の会 |
申請者氏名・役職 |
園部 まり子(代表) |
推薦人氏名・役職 |
福家 辰樹(国立成育医療研究センター アレルギーセンター診療部長、日本小児科学会指導医、日本アレルギー学会指導医) |
企画活動名 |
アレルギーの子どもたちを支える専門職を支援する事業 (食物アレルギー対応研修会と啓発の推進、能登半島地震被災地への支援) |
活動概要 |
食物アレルギーなどの子どもたちが健やかに成長できるためには、適切な医療とともに乳幼児期から保護者が正しい知識を持ち、保育所や学校などで支援を受けられる必要がある。そうした社会環境づくりに向け全国から専門職が参加できるオンライン研修会を継続して開催する。併せて指導的立場の行政職員などが参加する公衆衛生学会総会で啓発活動を行う。令和6年能登半島地震被災地域の専門職向け研修会を緊急に現地で開催する。
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団体名 |
LFA 食物アレルギーと共に生きる会 |
申請者氏名・役職 |
大森 真友子(代表) |
推薦人氏名・役職 |
渡木 綾子(神戸市民医療センター西市民病院 看護師、小児アレルギーエデュケーター) |
企画活動名 |
LFAアレルギーっ子寺子屋~守らないキャンプ~ in 関東 |
活動概要 |
食物アレルギーがある児童数が急増する一方で、教育現場ではコロナ禍での課外授業時のアレルギー対応未経験の教員も増加している。そのような中、食物アレルギー児は保護者と離れて過ごす経験が皆無であり、命を守る術を学ぶ機会が存在しない。そこで今回、専門家の協力の下、保護者非依存型の疑似体験を通し、食事面や注意すべき行為、そして体調や薬の管理方法等を第三者へ伝える学習を目的としたキャンプを実施する。 |
団体名 |
NPO法人ピアサポートF.A.cafe |
申請者氏名・役職 |
角野 茉里子(理事長) |
推薦人氏名・役職 |
海老澤 元宏(国立病院機構相模原病院臨床研究センター センター長、一般社団法人日本アレルギー学会 理事長) |
企画活動名 |
食物アレルギーサインプレートの普及と学習漫画ポスターによるアレルギー啓発 |
活動概要 |
まだ食物アレルギーの理解が不十分で、周囲に伝えられない幼い患児を、誤飲誤食事故から守る環境づくりを目指す。ユニバーサルデザインを採用したサインプレートを医療機関から患者に配付し、患者の誤食防止策だけでなく、アレルギーの疑いがある患者を医療機関受診に繋げる。小学生が読んでアレルギーの理解を深めることが可能な児童向けアレルギー啓発ポスターの配布と掲示を 行い、社会の理解と協力を促す。
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団体名 |
特定非営利活動法人福岡食物アレルギーネットワーク |
申請者氏名・役職 |
柴田 瑠美子(理事長) |
推薦人氏名・役職 |
古山 正大(医療法人梅野小児科内科医院 医院院長、医学博士、日本内科学会認定内科認定医) |
企画活動名 |
第9回ふくおか食物アレルギー攻略法講座(講演会) -発症予防・治療の最前線- |
活動概要 |
食物アレルギー児の保護者や園 / 学校関係者は、アレルギー児の子育てや対応に多くの不安を持っている。それを解消するため、食物アレルギーの正しい基礎知識、予防と治療の最新情報、園学校の集団生活およびお出かけ時の注意点、災害時の対応、緊急時のエピペン注射剤の使い方を保護者や園 / 学校関係者に伝えることで、不安や疑問を解消する。
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団体名 |
一般社団法人 日本小児アレルギー学会 |
申請者氏名・役職 |
福家 辰樹(日本小児アレルギー学会理事、同学会小児アレルギー教育セミナーワーキンググループ委員長) |
推薦人氏名・役職 |
五十嵐 隆(国立成育医療研究センター 理事長) |
企画活動名 |
第7回小児アレルギースキルアップコース (Pediatric Allergy Skill Up Course, PASCO 2024) |
活動概要 |
本セミナーでは、食物アレルギーをはじめとした小児で有症率の高いアレルギー疾患に関する実践的なハンズオンセミナーを通じて、標準的かつ適切な診療技術を若手小児科医に身につけてもらうと共に、グループディスカッションで全国から集うアレルギー専門医と濃密に交流し、その臨床的・学術的な面白さを体験してもらい、最終的に地域診療レベルの底上げ、小児の健康増進への寄与を目標とする。
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団体名 |
群馬小児喘息・アレルギー親の会 |
申請者氏名・役職 |
伊藤 愛(会長) |
推薦人氏名・役職 |
滝沢 琢己(群馬大学大学院医学系研究科小児科学分野 教授) |
企画活動名 |
第42回 喘息・アレルギー児サマーキャンプ |
活動概要 |
日ごろの生活で制約の多いアレルギー児が自然の中でのびのびと過ごすことで、今後の生活への自信を培い、同じ疾患を持つ仲間同士で集団生活をおくることにより疾患への理解を深めることを目標としている。小学生以上の患児にはアレルギー専門医による勉強会、また保護者には講話会を開催している。さらに、保護者同士の情報交換の場を提供し、ピアカウンセリングの機会にもなっている。
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団体名 |
特定非営利活動法人 FaSoLabo 京都 |
申請者氏名・役職 |
楠 隆(理事長) |
推薦人氏名・役職 |
森 久美子[京都華頂大学 現代生活学部 食物栄養学科 准教授、管理栄養士、日本栄養士会食物アレルギー栄養士(給食管理分野)] |
企画活動名 |
「守られる子ども」から「権利行為主体としての子ども」による事業「どれみ隊」展開プロジェクト |
活動概要 |
昨年度実施のジェネラリストソーシャルワーク視点の場作りのイベント( 2 0 2 2年度第二期採択事業)では、保護者が置き去りにならない子ども主体の支援の道筋がみえ、「守られる子ども」から「権利行為主体としての子ども」による事業「どれみ隊」をスタートできた。本事業では、どれみ隊の活動を更に充実・発展させ、子どもたちが企画した勉強会等を通じて異世代の市民を巻き込みながら社会的理解を促進し更なる環境変容を目標とする。
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団体名 |
一般社団法人 医療人材の育成を推進する会 |
申請者氏名・役職 |
荒田 悠太郎(代表理事) |
推薦人氏名・役職 |
三浦 克志 (宮城県立こども病院 アレルギー科 科長、日本小児科学会専門医・指導医、日本アレルギー学会専門医・指導医・代議員、日本小児アレルギー学会理事・代議員、日本小児臨床アレルギー学会理事、日本アレルギー協会理事) |
企画活動名 |
宮城県全域の学校・保育関係者、消防職員を対象とした食物アレルギー出張研修会 |
活動概要 |
昨年度の研修会では、95%以上の教育・保育施設に食物アレルギー有病児が在籍しており、児童に関わる全ての教職員は、食物アレルギーに対する正しい知識と緊急時対応の技術を習得することが求められる。また、研修会を地域や職種に関わらず、受講しやすい環境を整備することが急務である。本活動では、宮城県の医療圏毎に教職員・消防職員向けの研修会を開催することで 、県内の食物アレルギーヘの理解と対応の向上を目指す。
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