「2023年度第一期 団体活動支援助成事業」活動概要

活動概要

●採択数 7件 50音順・敬称略

団体名 ひょうご食物アレルギーの会「オリーブ」
申請者氏名・役職 西川 由記
推薦人氏名・役職 森沢 猛(加古川中央市民病院 小児科 主任科部長 日本小児科学会小児科専門医・指導医 神戸大学医学部臨床准教授 日本新生児成育医学会評議員医学博士他)
企画活動名 教育現場における食物アレルギー・エピペン講習会(学校関係者対象)
活動概要 食物アレルギー児の緊急時対応は命に関わることもあるため学校全体で連携が必要である。そこで地域の医療関係者を講師に迎え、一つの学校の全教職員を対象に学校で起こり得る場面を想定しながらエピペン手技をロールプレイで行い、学校全体で緊急時に対応できる体制を作る。併せて教職員の日頃の不安、疑問なども解消する場や児童を学校に預ける親の気持ちを共有する場を設けお互いを理解し、一緒に子どもの安全について考える。
団体名 認定特定非営利活動法人アレルギー支援ネットワーク
申請者氏名・役職 坂本 龍雄(理事長、北医療生活協同組合あじま診療所 所長)
推薦人氏名・役職 矢上 晶子 (藤田医科大学 総合アレルギー科 総合アレルギーセンター センター長)
企画活動名 「こどもアレルギー教室」(e‐ラーニング)の実施
活動概要 「アレルギー大学」を17年間開催してきたノウハウを生かし、アレルギー疾患のある小学校低学年の子どもを対象としたいつでもどこでも視聴できる「インターネットこどもアレルギー教室」を無料配信する。「こどもアレルギー教室」に加えてzoomで「こども交流会」を開催して、子ども同士の交流機会を提供し、アレルギーの仲間がいることを知り、孤立感や不安を解消して前向きに治療に立ち向かえるようになるきっかけを作る。
団体名 特定非営利活動法人アレルギーを考える母の会
申請者氏名・役職 園部 まり子(代表)
推薦人氏名・役職 福家 辰樹 (国立成育医療研究センター アレルギーセンター 診療 部長、日本小児科学会指導医、日本アレルギー学会指導医)
企画活動名 子どもたちの成長を支える専門職を支援する事業(食物アレルギー対応向上の研修会、研修資材の作成)
活動概要 食物アレルギーなどアレルギーがあっても子どもたちが健やかに成長できるためには、適切な医療とともに、乳幼児期から保護者が正しい知識を持って対応し、保育所や学校などで必要な支援を受けられることが欠かせない。乳幼児期の保健指導に必要な知識を保健師などが自己研鑽できる資材を制作して自治体等に送付、併せて保育士や教職員が全国から参加できるモデルとなるオンライン研修会を開催して専門職のスキルアップを支援する。
団体名 NPO法人ピアサポート F. A. cafe
申請者氏名・役職 服部 佳苗(理事長)
推薦人氏名・役職 今井 孝成 (昭和大学 医学部 小児科学講座 教授 昭和大学病院 小児医療センター センター長)
企画活動名 食物アレルギー患者の自立を促すサインプレートの普及
活動概要 食物アレルギー患者は特に乳幼児に多く、自ら伝えることができないため周囲の大人に守られている。成長に応じて自らの命を守るために自分の疾患を理解し対応力を身に着けていく必要がある。患者の自立を成長に合わせて少しずつ促すため、医療機関から配布する啓発ツールと、患者保護者もアレルギーの理解を深めるための講演会により、食物アレルギーへの理解と自立につながる啓発を本助成事業で実現する。
団体名 大阪狭山食物アレルギー・アトピーサークル「Smile・Smile」
申請者氏名・役職 田野 成美(代長)
推薦人氏名・役職 井上 徳浩 (独立行政法人 大阪南医療センター 小児科医長)
企画活動名 食物アレルギー情報共有企画
活動概要 継続した啓発活動の中で治療意欲減退、社会自立、連携困難な状況を目の当たりにした。患児や家族の役割と園・学校をはじめとする社会との連携を目的に作成した『学校生活連絡ノート』や、子ども本人が治療の過程を記録し目標を持つ『希望ノート』の再発行を行い各連携施設に回りヒアリング等を行い課題をまとめる。また子どもが主体となる「子どもアレルギー学会~アレルギーっこ大集合~」を実施し、治療が前向きに取り組める活動を継続実施していく。
団体名 特定非営利活動法人福岡食物アレルギーネットワーク
申請者氏名・役職 柴田 瑠美子(理事長)
推薦人氏名・役職 古山 正大 (医療法人梅野小児科内科医院 医院院長、医学博士、日本内科学会認定内科認定医)
企画活動名 第8回ふくおか食物アレルギー攻略法講座(講演会) ―検査~治療の最前線をおとどけしますー
活動概要 食物アレルギー児の保護者や園/学校関係者は、アレルギー児の子育てや対応に多くの不安を持っている。それを解消するため、食物アレルギーの正しい基礎知識、園学校の集団生活およびお出かけ時の注意点、誤食事故を起こさないための方法、起こしてしまった場合の対処法(エピペン注射剤の使い方含む)を家庭や園/学校で実践できるようにお伝えする。
団体名 一般社団法人 医療人材の育成を推進する会
申請者氏名・役職 荒田 悠太郎(代表理事)
推薦人氏名・役職 三浦 克志 (宮城県立こども病院 アレルギー科科長 日本小児科学会専門医・指導医、日本アレルギー学会専門医・指導医・理事・代議員、日本小児アレルギー学会理事・代議員、日本小児臨床アレルギー学会理事、日本アレルギー協会理事)
企画活動名 宮城県全域の学校・保育関係者、消防職員を対象とした食物アレルギー出張研修会
活動概要 過去の調査では、90%以上の教育・保育施設に食物アレルギー有病児が在籍しており、児童に関わる全ての教職員は、食物アレルギーに対する正しい知識と緊急時対応の技術を習得することが求められる。一方で、研修会は都市部での集合型が多く、地方で働く方々には参加しづらい環境にあった。本活動では、宮城県の医療圏毎に教職員・消防職員向けの研修会を開催することで、県内の食物アレルギーへの理解と対応の向上を目指す。

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