「2023年度公募型研究助成事業」
助成先一覧

2023年度公募型研究助成対象課題の決定について

公益財団法人ニッポンハム食の未来財団(理事長 井手 弘)は、2023年度公募型研究助成の助成対象研究を決定しましたのでお知らせいたします。

受理総数は48(共同研究17件、個人研究件31、)で、助成対象課題数は、20件(共同研究助成5件、個人研究助成15件)です。

当財団の研究助成審査委員会によって厳正な審査がなされ、理事会で採択が決定されました。

いずれの研究も食物アレルギーに関する環境改善への寄与が期待できるものです。

研究助成審査各員名簿
2023年度公募型研究助成事業について

助成先・助成対象課題

●共同研究助成(助成金総30,000千円 採択数 5件) 敬称略・五十音順

代表研究者氏名
所属・役職
課題研究題名(※クリックで概要をご覧いただけます)
安部 力
岐阜大学大学院
医学系研究科
准教授
食物アレルギーに関わる神経一免疫系の機序解明と軽減手法確立への挑戦
北浦 次郎
順天堂大学大学院
医学研究科アトピー疾患研究センター
先任准教授
可溶型ST2に着目した食物アレルギーの病態解明と予防・治療法開発
野村 伊知郎
国立成育医療研究センター研究所
好酸球性消化管疾患研究室
室長
好酸球性消化管疾患、慢性炎症の原因特定のための食物負荷試験標準化に関する研究
藤枝 重治
福井大学学術研究院
医学研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
教授
モデルマウスを用いた花粉-食物アレルギー症候群におけるアレルゲン免疫治療の確立と機序解明
松本 健治
国立成育医療研究センター研究所
免疫アレルギー・感染研究部
部長
経胎盤感作の分子機構の解明 :ヒト胎盤由来絨毛細胞を用いた食物抗原の透過性の検討

●個人研究助成(助成金総額 29,000千円 採択数 15件) 敬称略・五十音順

氏名
所属・役職
課題研究題名(※クリックで概要をご覧いただけます)
赤川 翔平
関西医科大学
医学部 小児科学講座
講師
小児鶏卵アレルギー患者における腸内細菌叢解析を用いた耐性獲得予測
井原 聡三郎
東京大学医学部附属病院
消化器内科
助教
樹状細胞のTGF-βシグナルによる食物アレルギーの制御機構
門脇 紗織
岐阜大学医学部附属病院
小児科
医員
食物アレルギー診断およびメカニズム解析を目的とした IgE 依存性即時型アレルギーに関する試験管内診断法の確立
川上 竜司
京都大学医生物学研究所
特定助教
食物アレルギーを予防する長期安定型‐制御性 T 細胞の分化・維持メカニズム
高里 良宏
あいち小児保健医療総合センター
医長
新生児・乳児消化管アレルギーと腸内菌叢(細菌+真菌)の関連
田中 孝之
京都大学大学院
医学研究科
客員研究員
鶏卵アレルギー小児の長期的観察による食物アレルギー寛容誘導機序の解明
内藤 宙大
名古屋学芸大学
助手
リン酸化ペプチドによるカゼインのエピトープ解析
長竹 貴広
明治大学
専任准教授
オメガ3脂肪酸代謝物 17,18-エポキシエイコサテトラエン酸による食物アレルギー抑制機構の解明
野村 孝泰
名古屋市立大学大学院
医学研究科 新生児・小児医学
講師
胃食道逆流に注目した牛乳アレルギーモデルマウスの免疫機序の解明
牧田 英士
自治医科大学附属さいたま医療センター
小児科
講師
固形食物による消化管アレルギーの診断と予後予測におけるバイオマーカーの研究
松岡 諒
国立成育医療研究センター研究所
免疫アレルギー・感染研究
共同研究員
新生児・乳児早期に発症する消化管アレルギーの病態解明
松田 将也
摂南大学
薬学部
特任助教
デザイナー細胞外小胞を用いた食物アレルギーの予防・治療法の創出
山本 健
千葉大学医学部附属病院
小児科
助教
小児牛乳アレルギー患者における重症化メカニズム解明とビタミンD併用による新規経口免疫療法の開発
横大路 智治
広島大学大学院
医系科学研究科(薬)
准教授
ω5-グリアジン欠失 1BS-18 小麦系統の生体内での低アレルゲン性の検証
吉川 倫太郎
島根大学
医学部
助教
間葉系幹細胞による食物アレルギー予防効果の検討

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