「2022年度公募型研究助成事業」
助成先一覧

2022年度公募型研究助成対象課題の決定について

公益財団法人ニッポンハム食の未来財団(理事長 岩間 清)は、2022年度公募型研究助成の助成対象研究を決定しましたのでお知らせいたします。

応募総数は40(共同研究17件、個人研究23件、)で、助成対象課題数は、21件(共同研究助成6件、個人研究助成15件)です。

当財団の研究助成審査委員会によって厳正な審査がなされ、理事会で採択が決定されました。いずれの研究も食物アレルギーに関する環境改善への寄与が期待できるものです。

研究助成審査各員名簿
2022年度公募型研究助成事業について

助成先・助成対象課題

●共同研究助成(助成金総32,490千円 採択数 6件)50音順・敬称略

代表研究者氏名
所属・役職
課題研究題名(※クリックで概要をご覧いただけます)
井上 祐三朗
千葉大学大学院
医学研究院総合医科学
特任講師
唾液の次世代プロテオーム解析による、非侵襲的な食物蛋白誘発胃腸炎の診断・症状誘発予測マーカーの開発
今井 孝成
昭和大学
医学部小児科学講座
教授
食物アレルギー児におけるレジリエンス尺度の開発
神沼 修
広島大学原爆放射線医科学研究所
疾患モデル解析研究分野
教授
食品の味覚成分を利用した食物アレルギー制御法
佐藤 さくら
国立病院機構相模原病院
臨床研究センター
食物アレルギー研究室長
アレルゲンコンポーネントを活用した乳児期の食物アレルゲン感作に関する研究
鈴木 亮
金沢大学
医薬保健研究域 薬学系
教授
新規アレルギー抑制分子 Ly6G によるマスト細胞の機能制御と創薬への応用
藤枝 重治
福井大学学術研究院
医学研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
教授
モデルマウスを用いた花粉-食物アレルギー症候群における経口免疫治療の確立と機序解明

●個人研究助成(助成金総額 28,890千円 採択数 15件)50音順・敬称略

氏名
所属・役職
課題研究題名(※クリックで概要をご覧いただけます)
赤川 翔平
関西医科大学
医学部小児科学講座
講師
機能性大麦を用いた腸内細菌叢を標的とする新たな食物アレルギー治療法の開発
安藤 智暁
順天堂大学大学院
医学研究科アトピー疾患研究センター
助教
経皮感作による食物アレルギー発症の新規病態機序の解明
伊藤 尚弘
福井大学医学部付属病院
総合周産期母子総合医療センター
特命助教
食物アレルギーのアウトグローにおける抗原特異的IgDの役割
井上 雅己
神戸学院大学
薬学部
助教
経口免疫寛容を強力に誘導する新規 Treg 標的バイオロジクスの創製
小谷 仁司
島根大学
医学部医学科 免疫学講座
講師
食物アレルギー予防・治療を目指した核内受容体リガンドによる制御性T細胞分化制御解析
佐藤 陽
医療創生大学
薬学部 衛生薬学部門
准教授
D-アミノ酸含有ビオチニル化ペプチドによる持続的な抗アナフィラキシー効果の検証
清水 裕
北海道大学大学院
水産科学研究院
技術専門職員
発酵を利用した低アレルゲン化エビ調味料開発の試み
中野 泰至
千葉大学医学部附属病院
小児科
助教
母乳中 micro RNA が食物アレルギー発症に及ぼす影響
中村 公亮
国立医薬品食品衛生研究所
食品部第五室
室長
加工食品の輸出拡大を目指したコーデックス指定アレルゲンならびにアレルゲン様化学物質の網羅的検出法の基盤的検討
野村 孝泰
名古屋市立大学大学院
医学研究科 新生児・小児医学
助教
胃食道逆流に注目した牛乳アレルギーモデルマウスの免疫機序の解明
田中 孝之
京都大学大学院
医学研究科
客員研究員
鶏卵アレルギー小児の長期的観察による食物アレルギー寛容誘導機序の解明
深谷 知宏
宮崎大学
医学部医学科感染症学講座免疫学分野
助教
経口免疫寛容における粘膜組織樹状細胞と腸内細菌叢との相互作用の役割の解明
牧田 英士
自治医科大学附属さいたま医療センター
小児科
講師
固形食物による消化管アレルギーの予後予測因子についての研究
三浦 陽子
独立行政法人 国立病院機構 相模原病院
小児科
レジデント
LGG乳酸菌を併用して行う経口免疫療法の有効性を検証する研究
横大路 智治
広島大学大学院
医系科学研究科(薬)
准教授
低アレルゲン化小麦の交差反応を利用した安全性の高い小麦アレルギーの予防法と治療法の開発

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